Webの創成 ― World Wide Webはいかにして生まれどこに向かうのか

つぶやき

tell-kに進められて
ぼくがだいがくせいのころ、こうしに買わされたはずなのに、みあたらないんです。おかしいなぁ。ないようは、てぃむはにんげんの脳のようにじょうほうをつなげたかったってことしかおぼえていません。
tell-k 
Web作った人の自叙伝みたいなもの。面白いし、どういう思想で作ったのか良くわかる。

評価・詳細レビュー

(5.0点)
Webがどこからやってきて、どういう考えで作られたのかが、良くわかる本です。Tim Baners Lee すげぇとなると事間違いなしです

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引用

いずれも実現しなかったが、同じような考えに思い至って人たちがこれまでにも何人かいたのである。そのことについては、Webの初期の段階では、私の思考過程の中にはまったく入ってこなかった。一時期MITの工学部長だったヴァネヴァーブッシュ(Vannevar Bush)は、第2次大戦中はOSRD(科学研究開発局)長官となり、最初の原始爆弾の開発を統括した人である。彼は1945年、Atlantic Monthly誌に "As We May Think(私たちが考えるように)"という論文を発表した。これは、写真、電子、機会を組み合わせた技術をもとにした、Memexという機械について書かれてたもので、2進法によるコード化、光電管、瞬間写真によってマイクロフィルム資料を相互参照できるようにしたシステムである。

-p14 第1章
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Webにとっての必要な要素を順に並べてみると、universal resource identifiers(URI)、Hyper Transfer Protocol(HTTP)、そしてHyptertext Markup Language(HTML)である。
Webの設計について人々に理解させるのが難しいことがしばしばだったのは、そこにはURI、HTTP、HTMLの他に何もなかったからであった。Webをコントロールするようなセンターとなるコンピュータは存在しなかった。これらのプロトコルを用いる固有のネットワークというものは存在しなかった。Webを運営している組織すら存在しなかった。Webは、そもそもどこかある場所にあるという物理的存在ではなかった。それはコンピュータが機能することのできる空間であった。

-p52 第4章
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私はたまたま、ハイパーテキストとインターネットが適齢期に達した時代に出くわし、そのときにそれにふさわしい関心と性向をもっていたのである。私に残されていた仕事はその両者を結婚させることだけであった。

-p16 第1章
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