反芸術綺談

著者
出版者
海鳥社
価格
¥1,890
いわゆる「戦後前衛芸術史」として、年表に括られる「九州派」は、いかにも新しい芸術の動向に疎い、地方特有の土着思想にまみれた、政治性の強い芸術集団のようにとられるが、しかし芸術運動を社会の動静が生み出す一つの新しい文化の顕現と見るならば、これほど当時の社会の実態を深く映しとった芸術集団はないのである。-新装版発刊によせてp.6-
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