日本の社会の特徴である親子心中は、親が、子供も共通の時間を生きていると思うから起こるのです。〈中途略〉
親と子供は別々の時間を生きている、とは日本人は考えません。「世間」で一番の身近な単位である家族は、みんな、同じ時間を生きていると考えるのです。
結果として、子供はいくつになっても親と同居して、子供扱いされていても、別に疑問を持たないのです。
--出典:
「空気」と「世間」 (講談社現代新書)
日本の社会の特徴である親子心中は、親が、子供も共通の時間を生きていると思うから起こるのです。〈中途略〉
親と子供は別々の時間を生きている、とは日本人は考えません。「世間」で一番の身近な単位である家族は、みんな、同じ時間を生きていると考えるのです。
結果として、子供はいくつになっても親と同居して、子供扱いされていても、別に疑問を持たないのです。