暴走する「世間」―世間のオキテを解析する (木星叢書)
奇妙なことに、日本の家庭で夫婦がお互いをよぶときに、「ママ」「お母さん」や「パパ」「お父さん」がつかわれる。子供が親をよぶときの名前が、そのまま夫婦の呼称になっているのだ。これは、そもそも夫婦がお互いに一個の人格として向き合っているのではなく、あくまで子どもを媒介として向き合う関係であることを示している。(p128)