ゲームストーミング ―会議、チーム、プロジェクトを成功へと導く87のゲーム
ケンブリッジ大学の研究者アラン・ブラックウェルのグループは「学際的チームによる破壊的イノベーション」と題する論文で、曖昧なゴールを改革の成功に欠かせない要素だとしています。曖昧なゴールは「旅の間、チームの目を好機からそらすことなく、仕事の全体的な方向づけをする」ものだというのです。あるリーダーは自分のアプローチを「遠回しのマネジメント」と表現しています。また、この研究チームは「集中によって得られる成果と偶然によるせいかのバランスを取ること」と「チーム全体のゴールと各メンバーのゴールの調整を図ること」が重要だとも指摘しています。(p8)