現代思想 2013年5月号 特集=自殺論
現在の就職活動が学生に与える多大な負担とプレッシャーを与えていることについては、様々な媒体で論じられてきた。〈中略〉しかし、就職活動が学業に与える悪影響がフレームアップされた結果、負担軽減、ひいては就職活動のあり方の議論が、「学生の勉強時間を担保する」(下村博文文部科学相)ために、いつ企業による就職活動を「解禁」するか、という点に矮小化されてしまっている観がある。(p142,橋口)
--出典: 現代思想 2013年5月号 特集=自殺論
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