「週4時間」だけ働く。
P.61

意味のない仕事は少なくしよう。それは決して、怠けることではない。そうすればもっと自分自身の重要なことに集中できるからだ。これはほとんどの人に受け入れられない考え方だろう。なぜなら、我々の仕事文化では、個々の生産力に対してではなく、個人の献身的な犠牲に対して報酬を支払うからだ。
一部の人は、自分の仕事の成果やそのコケンどを時間で測ることを選ぶ(選べる)だろう。労働時間が多ければ多いほど自分の評価が高まるし、上司や同僚から任せられるものも多くなるからdふぁ。一方、NRは、オフィスにいる時間は短いが、ノン NR [ニューリッチではない] 連中が束になってもかなわないくらい大きな仕事をする。
では、怠惰を新たに定義し直そう。「怠惰」とは、理想とはほど遠い現状に耐え、成り行きや他人に自分の人生を決めさせること。あるいは、オフィスの窓から傍観者のように時が過ぎ行くのを見ながら、小金を貯め込むこと。銀行口座にいくらお金があろうと、こうした状態が変わるわけではないのだ。もちろん、たいして重要でもない E メールや雑用を処理するいつもの仕事にかかる時間が減るわけでもない。
忙しくなろうとするのではなく、生産性を高めることにフォーカスしよう。
--出典: 「週4時間」だけ働く。
お気に入りにいれた人:0人   お気に入りに追加する