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(1) コーチングは、「知識」と「行動」の間の溝を埋める
「後進が育たない」「ビジョンが浸透しない」「職場に一体感が感じられない」ーーーこれらはリーダーやマネージャーの悩みとしてよく話題になるテーマです。リーダーやマネージャーは、こうしたテーマについて、決して解決を放置していることはなく、むしろ日々考え続け、そして必要な情報を集めている場合が多いのです。そして、およその解決策を頭で理解していることも珍しくありません。
私たちは多かれ少なかれ、このような「わかっているけど、行動できない」経験をしているのではないでしょうか。コーチングは、こうした「知識と行動の間に横たわる溝」に橋をかける試みともいえるでしょう。
--出典:
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