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宮崎勤、小林薫、宅間守ら3名の死刑囚とのやり取りを中心に構成されたノンフィクション。著者は雑誌「創」の編集長で、3名とのやり取りはいずれも本誌で企画化されたもの。3名の、常軌を逸した異常な語り口から、人間くさい成長が垣間見られる。書簡を中心に丁寧に構成されているので、生々しさが訴えかける。ただ、ノンフィクションとして事実に忠実に基づいているのは理解できるが、著者が何を感じたのか、どう捉えたのか、結局、死刑についてはどうなのか、といった主観的な論説が少なく、その点では若干物足りなさを感じるかも。
宮崎勤、小林薫、宅間守ら3名の死刑囚とのやり取りを中心に構成されたノンフィクション。
著者は雑誌「創」の編集長で、3名とのやり取りはいずれも本誌で企画化されたもの。
3名の、常軌を逸した異常な語り口から、人間くさい成長が垣間見られる。
書簡を中心に丁寧に構成されているので、生々しさが訴えかける。
ただ、ノンフィクションとして事実に忠実に基づいているのは理解できるが、
著者が何を感じたのか、どう捉えたのか、結局、死刑についてはどうなのか、
といった主観的な論説が少なく、その点では若干物足りなさを感じるかも。