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京極堂シリーズの二作目。なんかセクシーなんだよね。変態って言われるの覚悟で言っちゃうけど、匣の中に納められた四肢の無い少女が「ほう」とつぶやくとか、怖ろしいはずなのに淫靡な感じがしてそのシチュエーションになぜか惹かれてしまう自分を発見。暗くおどろおどろしいはずの事件の数々になぜか性的な臭いを感じてしまうのは僕の問題なのか、それとも京極氏の狙いなのか。本格推理小説と銘打ってあるものの、推理小説というよりは、狂気、猟奇といったホラー小説といった趣の濃い作品。そして斯くも妖艶で美しいホラー小説は僕の読書経験の中では無比。スティーブン・キングなんか読んでる場合じゃないってくらい。いろんな意味でドキドキしっぱなしの一冊。
京極堂シリーズの二作目。なんかセクシーなんだよね。変態って言われるの覚悟で言っちゃうけど、匣の中に納められた四肢の無い少女が「ほう」とつぶやくとか、怖ろしいはずなのに淫靡な感じがしてそのシチュエーションになぜか惹かれてしまう自分を発見。暗くおどろおどろしいはずの事件の数々になぜか性的な臭いを感じてしまうのは僕の問題なのか、それとも京極氏の狙いなのか。本格推理小説と銘打ってあるものの、推理小説というよりは、狂気、猟奇といったホラー小説といった趣の濃い作品。そして斯くも妖艶で美しいホラー小説は僕の読書経験の中では無比。スティーブン・キングなんか読んでる場合じゃないってくらい。いろんな意味でドキドキしっぱなしの一冊。