武者小路実篤詩集 (新潮文庫)
評価 : (3.0点)

 あらためてすげえ名前だ。
 武者小路はいわゆる「ヘタウマ」というか、絵などでもちょっと上手くなってくるとむしろつまらないと言われていた。詩もそんな感じがする。短いのでちょっと書きだしてみる。

『さあ俺も』
さあ、俺も立ち上がるかな。
まあ、もう少し座っていよう。

『果報は』
果報は寝て待て
だが俺は、真心を生かして待とう。

『本気に』
本気になれさえすればいゝのだ、
この俺は。

『俺は、俺は』
俺は、俺はと云うと気がひける
春の日。


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