精神分析入門 (上巻) (新潮文庫)
評価 : (4.0点)

 これは一般向け講義を本にしたもので、訳もいいのでふつうに読めます。だいたい講義録とか対談なんかの形式は入門書としてはやさしいですよね。読みやすいというか。
 フロイトというとよくなんでもエロにしてしまうといわれるけども、それはまあそういうところもあるんですが、一番気になった(ひっかかった)のは「言い間違い」、いわゆる錯誤行為(失錯行為)とかいうものです。
 これけっこう前に読んでるんですけども、なんでこんなのを買ったのかというと、夢占いみたいなものなのかなあと思って、合コンとかで使えないかなというので買ったんです。ふたをあけてみれば夢占いは関係ないんですが、わりあいおもしろかったというか、ほんとこのおっさん無茶苦茶抜かしやがると思っていらいらしながら読み進めたのをよく覚えています。


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