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小説というよりも哲学書として読むといいっぽいのだが、ともかくこれをおもしろいというやつとはおれは仲良くなれる気がしない。 エリアス・カネッティの『眩暈』とどっちにしようか迷った(高いから)すえ、こっちを選んだのをよく覚えている。噂によると『眩暈』は『群衆と権力』の小説版のようなものらしい。心からあっちにしておくんだった。
小説というよりも哲学書として読むといいっぽいのだが、ともかくこれをおもしろいというやつとはおれは仲良くなれる気がしない。
エリアス・カネッティの『眩暈』とどっちにしようか迷った(高いから)すえ、こっちを選んだのをよく覚えている。噂によると『眩暈』は『群衆と権力』の小説版のようなものらしい。心からあっちにしておくんだった。