停電の夜に (新潮文庫)
評価 : (1.0点)

 売ってしまった本がときどき思い出される。これはレビューの評価はいいが、おれはつまらなかった。
 昔は積読というものを一切しなかったし、読み終わったらすぐに売っていたので、上下巻や全何巻という本は別として、そのとき読んでいる本しか手元に持っていなかった。
 つまらないけど読んだ本というのは、他に読むものがなかったから読んでいた。積読があると読まない。しかし本はその時々で自分の中で価値(評価)が変わるので、無理に読んで売るとそういう変化があまり起こらなくなってしまうということもある。


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