PK
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評価 : (1.5点)

伊坂さんはとても大好きな作家の一人。とくに文句なしに楽しめる"陽気なギャング"なんかは手放しで惚れ込んでしまった。他にもラッシュライフやゴールデンスランバーとかも、とても楽しめた。だから出るたびに即買いしその時々に読んでいる本はとりあえず横において、伊坂作品から取りかかる・・・今回中断したのはピエタだったが・・・それだけに期待が大きい。勝手なことだとも思う、自分で勝手に大きな期待をかけてしまう。作者になんお落ち度もない

でも、あえて言おうカ・・・

伊坂さんはきっとネットとかの素人書評にも敏感な方だとも思うので、「あえて言おう!」って、そんなの言えるわけがないじゃない。ちょっと期待はずれであったのだ。なぜ短編3品を一本のように急いで紡ぐ必要があったのだろうか、魔王の系列のSF作品なのだろうが、はたしてこれはSFなのか?SFとして楽しめばいいのか?それとも寓話か、、、最後まで悩んでしまった。そのあたりが狙いだとしたら見事に掌中で踊らされたことになるのだろうが

僕にとって伊坂作品のなかでの最強のヒーローは桜で、大好きなアニキは響野なのだった


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