夜の国のクーパー
評価 : (2.0点)

どこか不思議になつかしいような
誰も一度も読んだことのない、破格の小説をお届けします

って帯に書かれてるし

伊坂さんの新作で書き下ろで長編で、このまえ「PK」出たばっかで全く予想もしなかったもんだから、もうドキドキして期待してしまうでしょ

なのに最初の数ページで「オーデュボンの祈り」を思い出し、そしてさらに数ページ読むウチに、今度は「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を思い出した。

なつかしいような

ってそういうことなの?でもさ

一度も読んだことない

ってあてはまらないじゃん!そして最後には著者の後書きとして大江健三郎「同時代ゲーム」に影響されたかのような記述があった

うーん。大江作品の雰囲気はないと思うし、なんか思い切り狙いハズレてる気がする。最近の伊坂さんの作品ではとびきり読みやすかったけども

ああ、こういう厳しい評価するときっと本人は気にするだろうなぁ-・・・ゴメンなさい


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