jun1kana
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国際紛争―理論と歴史
評価 : (5.0点)

ソフトパワーの提唱者にしてアメリカ第1級の政治学者が戦争の起こる理論/歴史を解説した本。
実際の過去の戦争の発生原因を階層に分けて分析しているのでわかりやすい。
また、内容としては政治学に入ったばかりの大学生向け教科書としても書かれているので、一般人の初心者が読んでもすんなり読んでいけると思う。


WORLD WAR Z
評価 : (5.0点)

誰もが妄想する「自分の居場所がゾンビに囲まれたら?」を世界規模で妄想した作品。
ゾンビ戦争後を当時の体験談としてインタビュー形式でまとめてあるので不思議な説得力がある。
個人的には潜水艦と女性飛行機乗りのエピソードがお気に入り。
あと日本人のエピソードは日本人強過ぎで吹くw


暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで
評価 : (5.0点)

WW2のナチが使った暗号機エニグマについて調べていたら辿り着いた本。
カエサル暗号(文字をずらしただけの原始的な暗号)から量子暗号までを暗号開発者と解読者の闘いを通して紹介してる。
暗号が作られ→解読法を見つけられ、さらに強固な暗号が作られ…と、その結果歴史が大きく動いたことをドラマチックに表現していて読み物としても面白い。
自分が買ったのは新書版だが、現在は上下巻の文庫版も出てるし、そっちが安いのでオススメ。
この本以降、この著者の本は全部読んだ。
そっちのレビューもそのうち書きたいところ。


ホース・ソルジャー―米特殊騎馬隊、アフガンの死闘
評価 : (4.0点)

アフガン戦における米特殊部隊の活動を描いた作品。
特殊部隊は上から下まで「現地勢力との協調とメインは現地勢力である」と理解し実践したのに、それいこうのイラク戦でgdgdになったのは何故かいな。
イラクがgdgdになってる間にアフガンで盛り返されたりしてるしね…


ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)
評価 : (5.0点)

ノーベル賞受賞の大科学者でも「さん」付で読んでしまう由来となった本。
愉快かつ柔軟性に富んだ発想からくるエピソードの数々は読んでいて非常に面白い。


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