疾走 上 (角川文庫)

著者
出版者
角川書店
価格
¥660
(4.0点)

参考になった人:0人   参考になった
(4.0点)

参考になった人:0人   参考になった
(4.0点)

参考になった人:0人   参考になった
(5.0点)

参考になった人:0人   参考になった
(4.0点)
物語の語り手が『おまえ』と呼ぶ少年の壮絶な人生が淡々と語られる。
主人公シュウジが辿る人生は、大好きな兄シュウイチの心の崩壊により不幸の道を辿っていくが、「にんげんとの繋がり」を求めて最期まで疾走してゆく。
『シュウジは幸福だったのだろうか?不幸だったのだろうか?』そんなのは関係ないと思う。
絵に書いた煉獄ような悲惨な家庭環境に置かれれば、この少年の心は、ある意味適切に対応したのだと思う。
シュウジはあたかも、日陰からなんとか太陽を目指そうとする植物のように適応しながら、周りから吸収出来る養分を蓄えて、可能な限り骨太に育っていった。そして自分の人生を力の限り駆け抜けていった。静かに力強く疾走した彼のうしろには、どんな風が流れたんだろう。

参考になった人:0人   参考になった
(3.0点)

参考になった人:0人   参考になった
(未評価)
(下)でまとめて。

参考になった人:0人   参考になった
(3.0点)

参考になった人:0人   参考になった
(5.0点)

参考になった人:0人   参考になった
ウィッシュリストへ追加
非公開
タグ

メモ


ライブラリへ追加
非公開
評価
 
読書ステータス
つぶやく
タグ

メモ


タグを入れることで、書籍管理ページで、タグ毎に書籍を表示することが出来るようになります。
また、スペース区切りで入力することで1つの書籍に複数のタグをつけることもできます。

※注意: このタグはあなたの管理用だけでなく、書籍自体のタグとしても登録されます。あなた以外の人に見られても問題ないタグをつけてください。
ウィッシュリストからライブラリへ移動
評価
 
読書ステータス
つぶやく