日本辺境論 (新潮新書)

著者
出版者
新潮社
価格
¥777

つぶやき

オヤジのぼやき的なんだけど、うーんと唸らせる所があり、一応読んどいてもよい本なの。

評価・詳細レビュー

(5.0点)
「なんども繰り返されてきた日本人論をまた改めて編んだもの」らしいが、こういうのを読んだことがなかったので新鮮だった。日本人は「変わり方が変わらない」らしい。そして「そわそわ」している、と。

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引用

日本辺境論
日本人は辺境人である
「大きな物語」が消えてしまsった
日本人はきょろきょろする
オバマ演説を日本人ができない理由
他国との比較でしか自国を語れない
「お前の気持ちがわかる」空気で戦争
「辺境人」のメンタリティ
明治人にとって「日本は中華」だった
日本人が日本人でなくなるとき
とことん辺境で行こう
辺境人の「学び」は効率がいい
「アメリカの司馬遼太郎」
君が代と日の丸の根拠
虎の威わ借る狐の意見
起源からの遅れ
「武士道」を読む
無防備に開放する日本人
便所掃除がなぜ修業なのか
学びの極意
「水戸黄門」のドラマツルギー
「機」の思想
どこか遠くにあるはずの叡智
極楽でも地獄でもよい
「機」と「辺境人の時間」
武士道的な「天下無敵」の意味
敵を作らない「私」とは
肌理細かく身体を使う
「ありもの」の「使い回し」
「学ぶ力」の劣化
わからないけど、わかる
「世界の中心にいない」という前提
辺境人は日本語と共に
「ぼく」がなぜこの本を書けなかったのか
「もしもし」が伝わること
不自然なほどに態度の大きい人間
日本語の特殊性はどこにあるか
日本語がマンガ脳を育んだ
「真名」と「仮名」の使い分け
日本人の召命
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日本人とは辺境人である―「日本人とは何ものか」という大きな問いに、著者は正面から答える。常にどこかに「世界の中心」を必要とする辺境の民、それが日本人なのだ、と。日露戦争から太平洋戦争までは、辺境人が自らの特性を忘れた特異な時期だった。丸山眞男、澤庵、武士道から水戸黄門、養老孟司、マンガまで、多様なテーマを自在に扱いつつ日本を論じる。読み出したら止らない、日本論の金字塔、ここに誕生。
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