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shimizukawa 46 册 | 33 件 | 0 件評価 : (3.0点)
全体的に、最初にSencha Touch 2 を使い始める前に把握しておきたい情報が網羅されていてとても良い。SenchaTouch2.0のときは別ライブラリだったchart描画については触れられていないけど先日2012年11月にリリースされたSenchaTouch2.1では標準ライブラリなので、そのあたりを知りたい人は本家ドキュメントを探す必要がある。本自体はコンポーネント・View・コントローラ・・それぞれのコードと画面サンプルを中心とした解説で構成されていて、理念とか考え方とかにはほとんど触れられていない。何度も読む本ではない感じだけど最初に本家ドキュメントを読むのは厳しいのでこれから始める人は必読。SenchaTouchのバージョンが上がったら(もう上がっちゃったけど)本家のドキュメントを読んで最新の状況を把握した方が良さそう(本にもそのように書いてあるし)。
一番最初にSenchaTouchの特徴、旧バージョンとの互換性、他のフレームワークとの比較が簡単に紹介してあって分かりやすい。紹介自体は短いのでこれだけでは決められないので追加調査のネタとして。次にインストール手順が細かく書いてあって、ここがハマリどころその1なんだけど、本の発売直前にSencha Touch 2.1がリリースされてしまい一部情報がミスリードを誘う結果になっているのは辛いところ(SenchaSDKToolsは廃止されてSenchaCmdになった)。Webサーバー立てる手順としてnginxが紹介されてるけど個人的には"python -m SimpleHTTPServer" 使うから読み飛ばし。ソースのひな形生成の手順のあとに、生成されたコードを元にSencha的MVCの構成解説をしているのが非常にありがたい(公式ドキュメント読んでても分からないので)し、続けて公式ドキュメントの読み方の説明があるのがとても良い!その後各コンポーネントの紹介、Viewとコントローラ、データ、モデル、ストアの説明。このくらい説明してあればあとは公式ドキュメントで詳細を把握できるだけの知識が付いてそうな情報量。最後に、デバイス判別、スタイル変更、パッケージングと手順が書かれていて、ここはしばらく使う予定が無いので読み飛ばし。
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