とっておきの東京ことば (文春新書)

著者
出版者
文藝春秋
価格
¥756
(3.0点)
 まあタイトルの通りです。とっておきというのは、最近あまり使われなくなったような、ちょっと古いことばです。まったく使われないというほどではなくて、ちょっとしぶい言いまわしなんかが並べてあって、多少解説がついている。
 たとえば「ぼったくり」ということばがあるけども、これは元々「ぶったくり」だという話がある。そのつぎに「ぼる」が載っていて、これがくっついて「ぼったくり」ができたのではないかという。するといずれ「ぶっかける」も「ぼっかける」になるんではないか、ぶっかけ飯はいいがぼっかけ飯なんか食べたくないみたいなことを言う。
 本人も言っているが、東京以外には疎いらしい。ぼっかけ飯ってありますね、牛すじ乗っけたごはん。
 おもしろいけれど、とくに調べずに書いているのか「~と思う」がけっこうあって、ちょっと頼りない。

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