ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

つぶやき

定番ビジネス小説らしい、定番と言われると読んでみたい
これは良かった。

評価・詳細レビュー

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生産管理手法の理論の一つであるTOC(制約理論)の考え方の基礎が小説仕立てで読める本。

舞台は3ヶ月で収益体制を改善しないと閉鎖されるという、とある機械メーカーの工場。

ボリュームはあるが、「お話」としても面白いので、すんなり読める。

すんなり読める上に、機械メーカーの工場の話なので、自分がそういう業界にいないと単なる読み物として読んで終わってしまう人「も」いるかも知れないので、そこは注意。

ストーリー仕立てになっている分、TOCを取り入れるにあたって、当たるであろう壁も、その乗り越え方も具体的に書かれており、ビジネス書的に理論だけを書いたものよりも、理解が早い可能性がある。
(理論だけ書いたものを読んでないので、比較はできない。あくまでも主観)

副題にもある通り「企業の究極の目的とは何か」というのは、どの業界・どの業種にも通じるものであるし、問題における「解決/改善プロセス」というのは根底は同じもの(その考え方を受け入れるかどうか、取り入れるかどうかは別として)だと思うので、どんな人でも十分に身に引き寄せて読めると思う。

本書の最後の方ではより普遍化?された「思考プロセス」にまで話が及ぶ(触りだけだが)ので、その点も読む価値が充分にあると思う。

それに・・・単純に成功物語としても面白い、と私は思うんだ。うん。


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引用

会計情報の正しい見方や落とし穴、「効率化」の陰に隠された諸問題を浮き彫りにする。魅力的なストーリーの中に複雑な業務改善のノウハウがわかりやすい形で盛り込まれており、ビジネスパーソンやマネジャー必読の内容である。
また本書は、問題解決にあたってはゴールを共有し、信念を貫くことが重要であること、数字の陰に隠された実態を見抜くことの重要性、情報共有化の意義など、経営において重要な示唆も与えてくれる。
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『何を変える』、『何に変える』、それから『どうやって変える』かだ。(中略)この三つの質問に答えられないような人間に、マネジャーと呼ばれる資格があると思うかね。
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生産性なんてものは目標がはっきりわかっていなければ、全く意味を持たないっていうことだ
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