無名の頃 (誰にでも「無名の頃」はある。)
「野球は楽しいけど、野球を楽しいと思って遣ったことは一度もない」
-- 箭内道彦のインタビューから、城島選手の発言
そうですね、「誰になんと思われようと抜け駆けするぞ!」みたいな気持ちでした(笑い)後は、パルコにデモテープを送ったこともありました。頼まれてから広告を作るんじゃなくて、「こんなのやったらいいんじゃないんかな?」っていうCMを勝手に作って、バイク便でパルコの宣伝部長さんに送りつけたんですよ
-- 箭内道彦
デザインっていうのは基本的にはシンプルがベストだと思うんです。
シンプルでわかりやすいのが最高に格好いい。だけど最初からシンプルなことばかりやっていると、
シンプルの意味がわからなくなっちゃう。田中一光さんの丸や四角なんて、最初は何がいいのか全然
わからなかった。だけどそのシンプルさ、潔さの中にどれだけの密度があるかっていうことが今は分かる。
だから若い内は、とにかく世の中に沢山ある情報を全部受け止めて、ごちゃごちゃならごちゃごちゃなりに自分の
秩序を見つけていけばいい。情報を減らしてしまうのは簡単だけど、まずは全部入れ込んでみたらいいと思う。
こめられた情報が多ければ多いほど、デザインの密度が細かければ細かいほど、どんどんフラットに、シンプルに
なっていくと思うんです。そうやって最終的に生まれたシンプルっていうのは、他の人がマックで手早く作った
シンプルには絶対負けないぞっていう自信がある
渋谷克彦
宣伝部の人はナカジョウのは変で面白いねっていってくれるんですけど、実際に店頭での効果とか、お客様を引きつける魅力とかってなってくると違うんですね。万人に受けるデザインじゃないといけない。奇抜じゃいけないんですよね。
当時のデザイン界では、「デザインは無記名である」という考えが当たり前でした。誰々がやったというのがわかるのは邪道とされていたんです。誰がやったのかわかんないけどいいねっていうことが本来のデザインなんだってよくいろんな人に言われたもんです。
若い頃って、最初にオーソドックスにやることができずに、個性を出し過ぎてしまう。だから賞に通らなかったりする。それがだんだん通るようになってくると、世の中と同じようなことをやっているわけだから、つまらなくなるんですけどね。個性を出すバランスって難しいですから、それを見極めなくちゃいけない。今の世のなかには奇抜なデザインもたくさんあるから、そんなに個性をだしすぎなくてもいい。上質であればいいときだってあるんです。
仲條正義
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