フロイト―その思想と生涯 (講談社現代新書 383)
評価 : (4.0点)

精神分析の流れは様々な形で現代思想にも続いています。本書は、その様な精神分析を扱った本の中で最もわかりやすいものの一つです。
この本自体は伝記作家であるラッシェル・ベイカーが著したフロイトの伝記ですが、同時に精神分析の内容にも触れています。なので決して専門家が書いた本ではないのですが、「まえがき」を読みますと精神分析家である宮城音弥が不適当な表現を訂正しながら翻訳を行ったと言う事なので、精神分析の記述に関しても信頼は出来ると思います。


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