ミネルヴァと智慧の樹―始原(ウロボロス) (電撃文庫)
評価 : (3.0点)

以前、白田総統が感想を連続tweetしていたので、気になって読んでみた。いわゆる「ラノベ」だけど、各章の扉絵以外には挿絵はないので、あんまりラノベっぽくはない。とはいえ、作中の色々な設定や小ネタはいかにもラノベっぽくて、そのギャップがなかなかに興味深い。ただ、錬金術・絵画・演劇が世界を改変し得るという根本の設定は面白いけど、その設定が小難しくて、カタルシスを得られるところまで昇華されていない(端的にいうと盛り上がりに欠ける)感じがした。


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