自分の小さな「箱」から脱出する方法
評価 : (5.0点)

論理的に人間関係がおかしくなる流れを書いた本。物語調で非常に読みやすい。個人的には特に、相手を避難し始めるのは、自分が相手に対して何かしてあげなかった時に、自己正当化が始まり、そこから、相手を不当に思い始める。さらに本当は、良い人であって欲しいのに、不当でなければ、自分を正当化できなくなる(ほらやっぱりあいつが悪い)と言えなくなるので、不当であって欲しいと逆のことを願い始める。そうやって自分のことばかりを考え始めることで、本来の目的に集中出来なくなる。という話は解りやすかった。そういった話が随所に出てくるこの本は一読の価値あり。


参考になった人:0人   参考になった