sono0528
ライブラリ 11 册 | 詳細レビュー 8 件 | 引用 0
一行紹介

【職業】システムエンジニア【趣味】お笑い/大喜利/感想文


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夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神
評価 : (4.5点)
苦役列車 (新潮文庫)
評価 : (3.0点)

中身は全くなく、ただの日雇いの最底辺最下流クズ野郎の話だった。文章力が圧倒的でのめり込んだのは事実。

昔、学生の時分に登録制バイトにて、日雇いで生計を立てている50代のオジサンと一緒に帰ったことがある。そのとき、オジサンがめっちゃ話しかけてきたから、話を聞いてあげたところ、内容が現住所が東中野の家賃28000円だとか、コインシャワーで身体を洗ってるなどといった身につまされる様な話ばかりだった。けれども、本人は人と会話するのが久しぶりなのか楽しそうに喋ってた。 主人公の貫太にその記憶を思わず重ねてしまった。

自分もいつ仕事を失い、生活が陥落し、自堕落な人生を過ごすとも限らんわけだから他人事とは決していえないよなと読了後には思った。自分も金・友・女など、世間一般の幸福的要素が「たりてる」人間を妬んでパワーにしているところがあるので、読んでで嫌な気分にはならなかった。


流星の絆 (講談社文庫)
評価 : (2.0点)

ドラマチックな設定と読みやすい文章でスルスル読めた。読了後、サスペンスにも家族愛にも踏み込めない中途半端なモヤモヤが残ってしまったのは否めず。「絆」って掲げている割には、「絆」らしい「絆」を兄妹から感じられなかった。主人公も被害者も、総じて小悪党だったからかもしれない。


失格社員 (新潮文庫)
評価 : (2.5点)

読了。サラリーマンの悲哀をリアルに感じる短編小説集。登場人物が抱える立場や人間関係など社会人生活の暗鬱した感じがすごく描かれていて一度読み出せばのめり込める反面、どの作品も読後には何か消化不良なものを感じた。十篇もあるのに内容に一貫性が無く、振り返るとこの作品が主張したいことがイマイチ理解出来なかった。世にも奇妙な物語から奇妙な要素を抜いたような感じ。


自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか (青春文庫)
評価 : (5.0点)

210ページの薄い文庫本にも関わらず、ギトギトのとんこつスープの様な内容の濃さ。そのため感想を書きづらく、読了から結構時間が経っていたのですが、いざページを開くと、鮮烈に思い出せてしまいます。ここ最近で読んだ本の中でも名著だと思います。

副題の「あなたは”常識人間”を捨てられるか」にある通り、自分を含め「常識人間」の読者にとって、いわゆる『ツッコミどころ』が非常に多いのです。それはお笑いにおけるボケみたいな滑稽なものではなくて、岡本太郎という生き様に対して「そんな生き方出来ないですよ」っていう「常識人間」の物差しからついつい口にしてしまいたくなる衝動に近い。

それでも岡本太郎の提唱する『人間らしい生き方』に憧れてしまうのは、現代日本の社会生活の中で抱える閉塞感みたいなものを誰もが感じているからではないかと。岡本太郎はそんな閉塞感をぶち壊す生き方を、自らの経験則に基づいて非常に丁寧に解説を交えながら提唱してくれます。特に3章の内容である「岡本太郎さんの恋愛観、結婚観」に非常に感銘を受けました。

この本が刊行されたのは1988年。2012年の今、この本を読んでも読者の心を打てるのは、「人間らしく生きること」と「現代社会で生活すること」の間に存在する矛盾が24年間まるで変わってないという事実が存在するからだと思います。この事実は非常に悲しくもありますが、「人間らしさ」もとい「自分らしさ」を追求するというテーマがいかに普遍的であり永遠のテーマであるということの裏付けになるのかもしれません。


もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
評価 : (4.0点)

この本が素晴らしいところは中身が陳腐でベタなサクセスストーリーであること。読者にドラッカーが言う成功体験を疑似体験させる必要があるため。とにかく読みやすいし、分かりやすい。

釣り針に仕込んだこの餌の表紙が象徴しているけれども、ドラッカーに無縁そうな人をターゲットにしているのが時代を感じさせる。商売上手。


悪人
評価 : (2.0点)

読後の感情は絶望の一言に尽きる。この事件の悪人とは誰か?という議論はさておき、村社会独特のコミュニティに蔓延る閉塞感が妙に生々しく伝わった。あと殺人事件に携わる加害者被害者周囲の人間の描写が非常に丁寧だった。映画版が高評価だったので、ハードルが無駄に上がって、結果あんまりという感じ。


青い鳥 (新潮文庫)
評価 : (5.0点)

短編小説集。あとがきを読んで重松清がなぜこんなに思春期の子供達の心情をあんなにリアルに描けるのかわかった気がした。なぜなら村内先生は重松清の分身なのだから。最後の「カッコウのタマゴ」が兎に角泣ける。


芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~
評価 : (5.0点)

対話形式の文体に引きこまれ、まるで飲料水の様にゴクゴクと文章が入ってきて、二時間程度で即読了。泣けた、頭の中に入ってきた水分が大分吐き出た。流石芸人を誰より愛している放送作家の鈴木おさむさんだけあって、売れない芸人は勿論、お笑いを辞める芸人や売れっ子芸人の苦悩まできっちり描いている。芸人の枠に限った話ではなく、きっと誰もが何かを諦めて生きているからこそ、共感できるのだと強く思った。


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