永遠の0 (講談社文庫)

著者
出版者
講談社
価格
¥920
(2.0点)
この手の感動小説に低い評価を付けるのは反感を買いそうですが、あえて。

ストーリーと展開はとても美しいし感動しますが、文章が説明書き過ぎるのが個人的にはちょっと。。
あまりに細かすぎる描写は、これは小説なのか歴史文献なのか読んでいてよくわからなくなるし、人が普通に話す話し方でこんなに説明っぽい言葉を話すだろうか、とか、これが小説としてならばもっとシンプルな表現に精査すべきだろう、とか表現力の面で少し疑問に思いました。
この描写の細かさがウリでもあるとは思うのですが、「この作家の表現の仕方は好き」「この人の表現はちょっと。。」という好みが作品そのものの良さとは別にあるように、僕にはちょっと合わない感じがしました。。


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今年読んだ作品の中では断トツ。

狙ったわけではないが、ちょうど原爆~終戦の時期に読んだ事もあり、
いつも以上に終戦というものに対して厳かな心境になった。

戦時中、誰もが本心で「天皇陛下のために死ぬ」という気持ちでは無かったという事をあらためて知った。
皆に薦めたい一冊。

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日本人って。。。と改めて考える本。

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小説としての面白さも素晴らしいが、戦争と死について深く考えるきっかけになりました。毎年8月に読みたい本。

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戦争の小説とは知らないで読んだが、
涙がとまらない。

この本に出会えて良かった。

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太平洋戦争を題材にした、0戦(れいせん)の物語。面白い!今のところ。でも、0戦の戦士が、全員80歳以上なのに、話始めると、何と矍鑠と淡々と66年前のことを昨日のことのように、憶えているのか、もの凄~く、不自然。老人は昔のことをよく憶えているという域を脱していると思う・・・

上記のようなことを、先日、書きましたが、撤回します。こんなに素晴らしい作品を読んだのは、“いつ以来”でしょう?とにかく、涙が自然に溢れ出し、それを止めることは、私には、とても『不可能』であり、「自分も一人の人間なんだ」と感慨深い心情を持つことが出来ました。-合掌-

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気軽にレビューを書くことができない作品だった.自分の中で解釈するには,少し時間がかかりそうな一冊.
約1年前に購入し,そのまま積んであり,埃を被っていたのだが,読むことができて良かったと思う.

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読み終わるまでに3回ぐらい泣いた気がする。

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