重力ピエロ (新潮文庫)

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重力は消えるんです。

『僕とお兄ちゃんは最強なんだ』

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出世作にも関わらずまだ読んでいませんでした。

著者の小説の登場人物は、いつも魅力的に思える。世の中に迎合も白けもしないのに、エピソードの隙間から色んな教訓を引っ張り出してくる。

他の作品に比べ、遺伝子を扱う本書では、生をつかさどる相手だからか死生観についてもかなりエスプリの効いた言動が次々飛び出してくるのが印象的。

悲観も楽観もせず、生と死をこれだけ受け入れられるものとして描けるというのはすごいことだと思う。


'11/9/18-'11/9/22

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(3.5点)
事実は覆せないし、過去はリセットできない。でものしかかる重苦しさを、たとえ「気休め」だとしても軽くしてくれる関係(ここでは家族)-それを「絆」と呼ぶ。主人公の兄弟は、お互いが抱える「重さ」を知ってるから、お互いを笑わせる「ピエロ」になる。
テーマは好きなんですが、中盤まどろっこしい。

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(4.0点)
犬を殺した?なら死刑だ!とい放つ弟。
落書きを消すことを仕事としているのに消した後に落書きを書く弟。
おっとりな兄。この兄弟がひとつの目標に向かって話しが展開されていく小説です。

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兄弟愛、家族愛.
心が温かくなる素敵な小説でした.

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伏線を一気に回収する鮮やかさと、病室での、お父さんが春と泉水を救う一言にやられた。やっぱうまいな伊坂幸太郎。

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