gyoro_mandara
ライブラリ 34 册 | 詳細レビュー 18 件 | 引用 0
一行紹介

漫画好き。


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自己紹介

レビューは厳しくつける方向で。基本は備忘録。
 ☆5つ・・・傑作
 ☆4つ・・・かなり好き
 ☆3つ・・・けっこう好き。売るかどうかボーダー。
 ☆2つ・・・まずまずだけど、たぶん売る。
 ☆1つ・・・いらない。

「読書は個人的な体験だ」という認識のもと、「ごく主観的な感想をいかに人に理解して貰うか」を念頭においたレ


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トニーたけざきのエヴァンゲリオン (角川コミックス・エース 113-4)
評価 : (4.0点)
つなぐと星座になるように(2) (KCデラックス)
評価 : (4.0点)
69デナシ 2巻 (ニチブンコミックス)
評価 : (4.0点)
きのう何食べた?(5) (モーニングKC)
評価 : (4.0点)
花もて語れ 3 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
評価 : (4.0点)
I.C.U. 1巻 (ビームコミックス)
評価 : (4.0点)
アキナイ☆ダマシイ(1) (アクションコミックス)
評価 : (2.0点)
かむろば村へ 1 (ビッグコミックススペシャル)
評価 : (4.0点)
地上はポケットの中の庭 (KCx ITAN)
評価 : (4.0点)
繕い裁つ人(1) (KCデラックス)
評価 : (4.0点)
マシカク・ロック (マーガレットコミックス)
評価 : (3.0点)
フラクション
評価 : (3.0点)
ヒル 1 (BUNCH COMICS)
評価 : (4.0点)
ちはやふる(14) (Be・Loveコミックス)
評価 : (3.0点)
岡崎京子未刊作品集 森 (フィールコミックス) (Feelコミックス)
評価 : (3.0点)
おおきく振りかぶって(17) (アフタヌーンKC)
評価 : (3.0点)

あまり話が進まなかった。


クルクルくりん 1 (トクマコミックス)
評価 : (3.0点)

1983年から少年チャンピオンで連載されていた漫画が、1990年に徳間書店から新装版として全5巻で発売されたもの。ドラマ化もされたらしい。ブックオフで5巻セットで500円だったので購入。

主人公の松本イオが、中学に入学した際に一人の少女(東森くりん)に出会う。くりんは、幼少の頃の事故(父親が開発したスーパーコンピューターがどうたらこうたら)により、複数の人格をその内面に宿していた。小学生時代までは表出することのなかったそれらの人格が、とある事件(主人公)とキスのショックにより目覚めてしまう。それ以降、ふとした弾みで別人になってしまうくりん。もとの人格に戻すには、主人公がキスをするしかないのだ!

という基本ギャグ、ちょいお色気の少年向けパンチラおっぱい漫画。

ストーリーは今となってはどこかで見た感じ。とり・みきさんの作品でお馴染みのパロディが数多くちりばめられているが、その時代性ゆえ私には分からない。
そんな訳で内容的にはピンとこない漫画なのだが、3巻に鹿野司さんがあとがきを書いていたり、4巻にはゆうきまさみさんとの対談が載っていたり、5巻には永野のりこの「GOD SAVE THE すげこまくん!」の名前の由来になったという「すけこまくん」が収録されていたりと、おまけ要素が面白い。
特にゆうき先生との対談では、ゆうき先生が下北沢のクリエイター事務所「パラレルクリエーション」でとり先生と出会った当時の話やアシスタント時代の話がされており、興味深い。
当時パラレルクリエーションは、とり先生、ゆうき先生の他、出渕裕さんや火浦功さん等、若手クリエイターの魔窟のようになっていたらしい。その頃の出会いが傑作「機動警察パトレイバー」へと繋がるわけだ。
とり先生とゆうき先生との交遊は色々な作品の中で楽屋ネタとして出てくるが、みんなして「原田知世はいい!」なんて言っている限りなく童貞的な世界は、いつ聞いても熱気が伝わってきて良いと思う。
願わくば島本先生の「アオイホノオ」みたいに、当時のエピソードを半ば伝記的にまとめて欲しいものだ。

でも2人とも恥ずかしがりそうだから、当分はダメなんだろうなー。。。


皺 (ShoPro Books)
評価 : (3.0点)

スペインの漫画家パコ・ロカの作品。この単行本には2編収録されている。

痴呆が進み老人ホームに入ることになった主人公を中心に、施設の老人達とその老いを描く表題作「皺」。
敵軍から逃走中の若い兵士が、逃走中に偶然流れ着いた灯台の灯台守と交流する様を描く「灯台」。

前者の舞台は老人ホームとなるわけだが、日本の老人ホームと何が違うというわけでも無く、感情移入しやすい。抗おうとしても否応無く「老い」に飲み込まれる様は悲しく怖ろしいが、柔らかい色とタッチで描かれた絵とがそれをカバーして落ち着いた作品になっている。良作。

後者は灯台が舞台になっているが、まえがきを読むとヨーロッパには灯台が舞台となっている漫画がけっこうあるようだ。そのまえがきには「灯台が、人びとを惹きつける磁力のようなものを持っている」と書いてあるが、日本人が里山に郷愁を感じるように、ヨーロッパ人は灯台に郷愁を感じたりするのだろうか。クリストフ・シャブテの「ひとりぼっち」もそうだったが、灯台の中で暮らす灯台守はほとんど社会から隔絶されて生活しているから、日本でいう世捨て人的な感じがあるのかも。
日本人は脱サラして里山に自給自足の生活を求めるが、ヨーロッパ人は灯台で灯台守になるのかな(言い過ぎ)、と想像して少し面白かった。

「俺、会社辞めて灯台守になる!」と言ってみたい。


ブラックサッド -黒猫の男-
評価 : (2.0点)

バンドデシネの入門にいいと聞いて購入。

この数年、海外の漫画がよく刊行される訳だが、本書もその一つ(ただ、日本では2005年に出版されている)。スペイン生まれの作者がフランスで出版したものらしい。
知る人ぞ知る「ユーロマンガ」でもシリーズ第3、4作が取り上げられている。

主人公の探偵の元恋人が殺され、その事件を追っていく話で、日本で言えば「事件屋稼業」のようなハードボイルドな感じ。

ストーリーは上質だがやや平凡。しかし極彩色の絵は美しい。日本の漫画とは違い、ほとんど漫符は使われていないが、ストーリー展開が単純なので読みやすい。

問題はやはり価格で、50ページ弱の作品なのに1900円。やっぱ高いよなー、今はだいぶ安くなってきてると思うけど。


まんがサイエンス 13 (ノーラコミックス)
評価 : (4.0点)

小学生の頃読んでいた「5年の科学」「6年の科学」に掲載されている科学学習マンガ。今はもう「学習」も「科学」もなくなってしまったという事で、「りすうか」という雑誌に掲載されているらしい。

あいかわらず興味深いテーマと分かりやすい解説が素晴らしい。日常的に触れる内容なのでイメージがしやすく、まさに小学生にピッタリの学習漫画といえる。
今回のテーマは以下のとおり。

・ゲリラ豪雨の観測システム
・環境ホルモン
・静止衛星
・ノイズキャンセラーのしくみ
・不老不死とテロメア
・潜水艦
・GPSとか
・味覚
・生態認証
・冬眠のしくみ
・フェムト秒レーザー
・鳥インフルエンザ

実は場所取っちゃうんで以前売ってしまったんだが、やはり買い戻して姪甥にでも送ってやるか・・・


青空にとおく酒浸り 5(リュウコミックス)
評価 : (3.0点)

安永航一郎先生の漫画にしては下品さがちょっと足りないと思ってしまうのは私だけか(いや、普通に比べれば多いんだけど)。ストーリーも面白くはあるんだけど、ノーパナイザーとか親父とかの変態をもっと活躍させて欲しい。来月出る予定の6巻もきちんと出るといいな。


慶太の味 渡職人残侠伝 (ジャンプコミックスデラックス)
評価 : (3.0点)

スーパージャンプで最終回を読んだ事から興味を持ち、とりあえず1巻を購入。

銀座の名店で修行をつんだ鮨職人の主人公が色々な店を渡り歩き、人々の悩みを解決していくという『ブラックジャック』や『そばもん』的な話。

ストーリーはどうでもいいとして、特筆すべきは悩みの解決策を考える際、主人公が無意味にフンドシになり、崖から飛び降りたり滝に打たれたりするという謎の演出。
シリアス風なストーリー展開だったはずなのに何故突然??そして何のツッコミもないまま進むストーリー。読者の置いて行かれっぷりが心地いい。

最終回がそういう話だったので基本的にそういう漫画なのかと思いきや、1巻では7話中2話のみだった。
「リーマンギャンブラー マウス」みたいに毎回女体盛りを食って何故かギャンブルに勝っていくとかいう壊れっぷりを期待していただけに、少し残念。続刊も購入予定。
「リーマンギャンブラー マウス」も最初はシリアスだったんだよな。


電波オデッセイ(1) (fukkan.com)
評価 : (4.0点)

全3巻。今年、復刊.comから復刊したのをようやく読了。

登校拒否とかしちゃったりする人達の話。心の中に育つメンヘラからどうやって自分を守るのか。ベタだけどガチ。好き嫌い分かれそうだけど、俺は好き。


ハルシオン・ランチ(2) <完> (アフタヌーンKC)
評価 : (4.0点)

全2巻。やはり沙村広明はギャグ漫画の方が面白いと思う。


七月の骨 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
評価 : (3.0点)

遅れてきたマンガ家漫画。

湘南爆走族で知られる吉田聡が、自らの青年時代を描く。
周囲の友人が自分の道を見つけていく中、主人公は何も出来ずにいた。その焦燥が生々しい。2言目には「けったしー(面倒くさい)」と言ってしまう主人公に、今の段階で感情移入してちゃダメだよ、俺。


マンガ家よゐよゐ (ワイドKC キス)
評価 : (3.0点)

毎回マンガ家をゲストに迎え、居酒屋で飲むという対談集。

この巻に収録されているのは
カトリーヌあやこ
久保ミツロウ
ひうらさとる
柘植文
椎野鳥子
おかざき真理
池沢理美
松苗あけみ
高須賀由枝
花津ハナヨ
水城せとな
東村アキコ

マンガ家好きにはいい本。美味しそうな居酒屋を学べるのも良いかも。中身の面白さ的には普通なので、特にマンガ家の生態に興味がない限りは買う必要はない。


ブロードウェイ・オブ・ザ・デッド 女ンビ ―童貞SOS―(1) (シリウスコミックス)
評価 : (3.0点)

突然人類がゾンビ化し始めた。残っているのは部屋に引きこもっていたどうしようもない男達と、かわいくてちょっとエロい処女。

相変わらずすぎむらしんいちは、頭が悪くてエッチな女の子を描くのがうまい。
中野ブロードウェイが舞台っていうのも身近でいい感じ。


Sunny 1 (IKKI COMIX)
評価 : (4.0点)

漫画読者の松本大洋離れが進んでいる昨今、久しぶりに地に足のついた作品。突飛な設定やイラスト的な絵で誤魔化していない。むしろそれが表現力として結実しようとしているように思う。今後の展開が楽しみ。


ママゴト 1 (ビームコミックス)
評価 : (4.0点)

子供(の造形)がかわいくない!
こんな小太りで頭の悪いガキを育てる事になったからって、そんな嬉しい事だろうか?


最近よくある漫画のパターンのひとつに、「ひょんな事から子供を育てることになったパターン」がある、と思ってる。
最近話題のうさぎドロップも然りだ。
「仕事に大分慣れた、というかルーチンと化して既に中堅社員になっている主人公。少し生活に物足りなさを感じる頃に、かわいい(だけど心に傷を負った)子供を預かることになった」
というストーリーが王道だったりするのだが、自分的にはちょっと引いてしまったりする。

あまりに都合が良すぎないか!?と。

晩婚化が叫ばれる世の中、「異性と付き合うのは面倒だけど子供は欲しい」、そんな欲望は巷にあふれている(私もそうだ)。
「やっぱ子供はかわいいよねー」「不自由な事もあるけれど、周りの人の協力や理解もあってなんとか子育てできてます」「仕事は大事だけどもっと大事な事を子供から教わりました」「大人になりきれていない自分だけど、子供と接する事で大人になれた気がする」みたいなペット感覚な子育て漫画、それはそれで人の欲望にマッチしているだろうし、実際にそういう面もあるのかも知れない。

だけど自分としては、「本当にそれでいいのか!?」「現実はもっと厳しいんじゃねーの??」という疑念が拭い去れず、読んでて居心地が悪い。
そうじゃないんだ!もっと俺をたしなめてくれ!

そこでこの漫画だ。

冒頭にも書いたし表紙を見ても分かるが、引き取る事になった子供がかわいくない。普通の漫画なら完全に脇役である。いかにも運動会でビリッケツを取りそうな顔をしている。出自がどうとか言うよりも、普通に生活してもコンプレックスを抱えそうな造形だ。

それがいい。

大概、子供などというのは親以外から見ればそんなに可愛くないものだったりする。赤ちゃんを見て「可愛いねー」などというが、真に受けてはいけない。大半はお世辞である。赤ちゃんなんて「可愛い」って言っておけばいいのだ。そういう便利でいい加減な言葉だ。

そんな可愛くない造形の男の子が、読み進めて行くうちに何故かかわいくなってくる。
その一途さ、不器用さ、頭の悪さ。
子供の可愛さって、姿かたちではなくてこういった関わりから生まれてくるものではないかしら。

そんな話。

※基本的に松田洋子先生が好きなので、ちょっと贔屓してるかも知れません。


エクゾスカル零 1 (チャンピオンREDコミックス)
評価 : (3.0点)

かの名作「覚悟のススメ!」の続編だが、ちょっと期待しすぎたか?
なんか単なるバトル物になるんじゃないかちょっと心配だが、山口貴由ならそんな事はないか。

とりあえず様子見。


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