shimizukawa
ライブラリ 19 册 | 詳細レビュー 9 件 | 引用 1
一行紹介


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自己紹介


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はじめてのMarkdown―軽量マークアップ言語の記法と使い方 (I・O BOOKS)
評価 : (2.5点)

Markdownの各記法について、記法の説明だけではなく、はまりどころをこまかく説明している。また、Markdownを使ってきれいに書くことを前提に全体を構成している。

これまで何らかのマークアップに触れたことがほとんどない人にオススメ。書き慣れた人が回避しているたくさんのはまりどころを細かく説明してくれている。Markdownにそんなにはまりどころあったっけ?という人には向いてない本。

値段は1900円で150ページちょっと。文字が大きく1ページの情報量が少ない。書籍の半分は記法のサンプルと画面出力例とHTML変換されたソースの例。1時間もかからずに読める。

reStructuredText向けにもこういった本があるとうれしい人がいるだろう。


自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術 (朝日新書)
評価 : (4.0点)

心が疲れる原因について、ムリ、ムダ、ムラ、の3つの切り口で原因と対策を紹介する本。

対策の方法は自衛隊でカウンセリングしてきて少しずつ確立していったもので、経験に裏打ちされている。うまくいかなかった対策の紹介もあり、納得感がある。自分自身に適用できそうな話としては、ムダの章で紹介されている、怒りをコントロールする方法「間合いを切る」は特に良いと感じた。また、年間のムリを平均化する計画の立て方もよさそう。組織の視点では、チームリーダーとしてどう行動、判断すればよいかの指針になる話が多かった。


以下、読書メモ


ムリの3つの段階と、それぞれの段階で何が起きるのかについて。1段階目を通常状態とすると、2段階目は2倍モード3段階目は3倍モードにあり、同じことをするにも1段階目と比べて2倍、3倍大変に感じる。
ムリを回復させるには体を休めるしかない。回復にも通常より2倍3倍かかる。
2段階目に色々なことの責任を自分に感じ、3段階目に別人化する(自殺を考える、考えが固定化する等)。
ムリの原因となる疲れは知覚できない。疲れているときは知覚が麻痺してしまうため。時間で疲労を測る。だから労働基準法で時間が決められている。

ムダ。感情の高まりをムダと考え、不必要な感情の起伏、特に怒りをコントロールしてエネルギーの浪費を抑える方法について紹介している。怒りは、怒りの対処をどう攻撃するかに思考が向きやすい。自分以外の誰かについて考えるのは色々予測して考えるので、とても疲れる。思考が思考を呼び、莫大なエネルギーを使う。
怒りをコントロールする方法として、7つの方法を挙げている。怒りを感じたら間合いを切ること。怒りに任せて行動せず、対象から離れ、深呼吸する。そこから、残りの6つの対策をすることで、事態を客観的に見つめられるようになる。それが出来るように少しずつ訓練していく。

ムラ。ムリとムダの起伏がある状態。ムラは蓄積する。蓄積したら解消に同じだけ時間がかかる。1年蓄積したら1年かけて解消していく。10年蓄積したらもはや性格。蓄積しないように対処していく。

新型ウツ。別に新型ではない、見え方は新しいが、中身は同じ。昔は若い人はウツにならなかった。加齢による体の疲れが蓄積し、3倍モードになった中年がウツになっていた。いまは情報過多で、常に他人と繋がっていて心が疲れやすい。このため、学生のうちからウツになる。人との付き合い方の経験が浅い若者は、2倍モード3倍モードになった時の対処を間違える。自分の大変な状況をなんとかしようとするが、周りからは理解しがたい行動に見える。心の疲れは蓄積していても体は疲れていないため、活動で解消しようとする。週末に遊びに出かける、海外に行く。結果として心の疲労に体の疲労が重なり仕事に影響がでる悪循環。結局は休息しないと回復しない。

回復期のアドバイス。休むこと。人生の先輩、友人からの、自分を変える実践系アドバイスは、休養ではないため、回復しない。信頼する人からのアドバイスは実践しようとして、それは休養でなければ当然回復しないので失敗する。失敗すれば自信を失う。自信を失えば悪化する。

休養を計画に組み込む。25%は予備にする。100%使ったら壊れる。自分のペースを知ること。年齢とともにペースは変わる。努力で短期集中で達成するのは「子供の心の強さ」。休む、という選択をする「大人の心の強さ」を身につけよう。

1年間のムリのかかる時期をタイムスケジュールに書き起こして、同じ時期に重ならないようにコントロールする。仕事でもプライベートでも変えられるイベントと変えられないイベントがある。変えられるなら時期が重ならないようにする。ムリの期間が長ければ、その期間の後に回復期間が0.5倍くらい必要。


どうしてもムリのかかる時期がある。組織では、ムリの期間のあとにメンバーが、2倍モード、3倍モードに落ち込む。この時、リーダーは大体の場合1倍モードなので、通常期間では通常行動しようとしてしまい、3倍モードのメンバーは脱落してしまう。回復期間が必要。ただ休むのではなく、メンバーの状況それぞれに応じた休息期間をとる。また、休息後もいきなりフル回転ではなく、団体行動を避け、個人活動で回復させていく(他の人に引っ張られて頑張りすぎないように)。


データサイエンティスト養成読本 [ビッグデータ時代のビジネスを支えるデータ分析力が身につく! ] (Software Design plus)
WEB+DB PRESS Vol.75
評価 : (3.0点)
プログラミング Hive
Hadoop 第3版
[改訂第5版] LaTeX2e 美文書作成入門
評価 : (4.5点)

ターミナルウインドウの表示の仕方から紹介していて入門本っぽいですが、実際入門本ですが、とても分かりやすく、TeXにおける用語や常識をおりまぜながら自然にドキュメントを書けるように誘導しているのがすばらしいと思います。その上で、出版時点最新のTeX事情を把握できるため、下手にWebで調べるよりも、これ1冊読んだ方が確実だとおもいます。


パーフェクトPython
評価 : (3.5点)
HTML5モバイルアプリケーションフレームワーク Sencha Touchパーフェクトガイド
評価 : (4.5点)

良書。ただし、ざっと内容を追っただけで写経はしていない時点での感想です。

この本はSenchaTouch2の開発環境用意からリリースまでに必要な情報が全て入っているんじゃないかと思うほどSenchaTouch2の開発に必要な情報が網羅されています。そしてとても分かりやすい説明でした。第3部では家計簿アプリの作成を通しで説明することで、第2部までに読んだバラバラの知識がうまくまとめられているのが特に良いですね。

SenchaTouch2公式ドキュメントに書かれている内容の翻訳、は、書かれていません。しかし本書を読んだ後であれば公式ドキュメントも(現状英語ですが)読みこなせるでしょうから問題ありません。SenchaTouch2は独自のクラスシステム・コンポーネントシステム・イベントシステムを採用しているのにそれを理解するためのドキュメントが非常に少ない、どこにあるか分からない、読んでいて迷子になるという問題があります。本書はその最初のハードルを越えて実践的に使うための情報まで載っている本だと感じました。

本書に唯一問題があるとすれば、値段(3,000円)の割に厚い(431ページ)ので持ち運びが大変というところでしょう。


技術英文の正しい書き方
評価 : (4.0点)

本の概要

例文はコンピューター用語が中心。
「基本編」で「技術英文を書くための基本ルール」などを数ページで紹介。
「応用実践編」では見開き2ページ毎に異なるテーマ(例:和製英語にならないように)で日本語の文章を英文化したときの「悪い例」を提示し、「どこが悪いか」「良い例」と紹介。
微妙なニュアンスの違いについて解説されているのが良い。「弊社製品は電子機器なので取扱注意」と言いたいのに「電子部品を使った弊社製品は脆弱」と受け取られるといった例について、どうしてそう読まれるのか、といった説明が書かれている。

読み進め方

日本語の文章をまず自分で英語にしてみて、それから「英文の悪い例」を読み進めていくと同じ間違いをしていないかチェックできると思う。流し読みしていくと身につかない気がする。


以下読中のため評価は現在値。


Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)
評価 : (3.5点)

リーンキャンバスの書き方、考え方、スタートアップの進め方を説明してる本。なぜその順番で埋めていくのか、いつ埋めるのか、配置と大きさの意味など。
2章の、リーンスタートアップを本の執筆に適用した話が面白くて引き込まれているところ。本やプレゼンは言いたいことを言うことよりも、みんなが知りたいことを理解して提供する事に価値がある、と思ってるので。そう言う意味ではプレゼンにも適用できる気がする。
4章では優先順位の付け方、ボックスとリスクの種類との対応などについて。検証にアドバイザーを使うなど。

以下読中(評価は現時点)


モバイルデザインパターン― ユーザーインタフェースのためのパターン集
評価 : (3.5点)

一旦目を通して、実際にモバイルデザインを行う時に「今の目的のためにどのパターンがより良いか」を考えるために戻ってきてまた読む、という使い方が良いと思います。

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章構成

1. ナビゲーション
2. フォーム
3. テーブルとリスト
4. 検索、並べ替え、フィルター
5. ツール
6. グラフ
7. 誘導
8. フィードバックとアフォーダンス
9. ヘルプ
10. アンチパターン
付録A. パターン一覧

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画面レイアウトをmockではなく実際のアプリ・サイトのスナップショットで紹介しているのがとても有用。「どうやってデザインに適用すれば良いのか、現実的か」といった問いがおこらない。逆に、抽象度は低いので紹介されているアプリ・サイトでは使えるのは分かったけど、一般的に使えるのか?という「パターン」として受け取るのは多少ハードルが上がっているように思える。付録Aに本文中で紹介した全パターンの一覧があるので、そこを先に眺めて実際にどう使うかを考えてから本文を読むと面白いかも?

翻訳本として訳が読みづらいこともないし、一部のスナップショットは日本語のものに差し替えられている点も良い。

全体を通してとても読みやすく、画像が多いのであっという間に読み終わる。しかし「パターン」としての押しは弱いので「分かった気になってしまう」恐れがある。

(現在2章まで読了、続く)


Sencha Touchではじめるモバイルアプリ開発―無料で使える「HTML5」&「JavaScript」開発フレームワーク (I・O BOOKS)
評価 : (3.0点)

全体的に、最初にSencha Touch 2 を使い始める前に把握しておきたい情報が網羅されていてとても良い。SenchaTouch2.0のときは別ライブラリだったchart描画については触れられていないけど先日2012年11月にリリースされたSenchaTouch2.1では標準ライブラリなので、そのあたりを知りたい人は本家ドキュメントを探す必要がある。本自体はコンポーネント・View・コントローラ・・それぞれのコードと画面サンプルを中心とした解説で構成されていて、理念とか考え方とかにはほとんど触れられていない。何度も読む本ではない感じだけど最初に本家ドキュメントを読むのは厳しいのでこれから始める人は必読。SenchaTouchのバージョンが上がったら(もう上がっちゃったけど)本家のドキュメントを読んで最新の状況を把握した方が良さそう(本にもそのように書いてあるし)。

一番最初にSenchaTouchの特徴、旧バージョンとの互換性、他のフレームワークとの比較が簡単に紹介してあって分かりやすい。紹介自体は短いのでこれだけでは決められないので追加調査のネタとして。次にインストール手順が細かく書いてあって、ここがハマリどころその1なんだけど、本の発売直前にSencha Touch 2.1がリリースされてしまい一部情報がミスリードを誘う結果になっているのは辛いところ(SenchaSDKToolsは廃止されてSenchaCmdになった)。Webサーバー立てる手順としてnginxが紹介されてるけど個人的には"python -m SimpleHTTPServer" 使うから読み飛ばし。ソースのひな形生成の手順のあとに、生成されたコードを元にSencha的MVCの構成解説をしているのが非常にありがたい(公式ドキュメント読んでても分からないので)し、続けて公式ドキュメントの読み方の説明があるのがとても良い!その後各コンポーネントの紹介、Viewとコントローラ、データ、モデル、ストアの説明。このくらい説明してあればあとは公式ドキュメントで詳細を把握できるだけの知識が付いてそうな情報量。最後に、デバイス判別、スタイル変更、パッケージングと手順が書かれていて、ここはしばらく使う予定が無いので読み飛ばし。


Getting Started With Oauth 2.0
評価 : (4.0点)
[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ‾スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
マーケティング (ライトワークスビジネスベーシックシリーズ)
評価 :(未評価)

なかなか読み進められなくて挫折。自分はマーケティングにあまり興味がないっぽい。


リーン・スタートアップ  ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす
評価 : (5.0点)
Pythonプロフェッショナルプログラミング
評価 : (4.0点)
エキスパートPythonプログラミング
評価 : (5.0点)
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