johnny_walker_
ライブラリ 45 册 | 詳細レビュー 32 件 | 引用 23
一行紹介

国語教材編集者


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自己紹介

小説ばっかり読んでます。


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砂漠 (新潮文庫)
評価 : (4.0点)

西嶋さん最高っす!絶対サンボマスター山口さんがモデルだと思う。


ラッシュライフ (新潮文庫)
評価 : (4.0点)

群像劇。映画を本にしたような感じ。
例えるならマグノリア+メメントかなぁ。
一回読んだあとにもう一度読むと新たな発見がたくさんあって面白かった!


西洋絵画の巨匠 (5) フェルメール
評価 : (5.0点)
ロング・グッドバイ (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-11)
評価 : (4.0点)

さすがに読み応えのある小説だった。台詞が一々かっこいい。


仮面の告白 (新潮文庫)
評価 : (4.0点)

三島由紀夫の小説は、小説というよりも詞に近い。レトリックの巧みさを充分に味わえる。彼の遠回しでカッコつけた表現を嫌う人も多いようだが、詞だと思えば問題なし。とにかくこの人の文章のうまさは半端ないよ。


賭博堕天録カイジ 和也編(4) (ヤングマガジンコミックス)
評価 :(未評価)
1Q84 BOOK 1
評価 : (4.0点)
1Q84 BOOK 2
評価 : (3.0点)
1Q84 BOOK 3
評価 : (3.0点)

BOOK1は相当面白かったんだけど、後になるにつれて尻すぼみになっていった感あり。1巻にまとめてたら傑作になったかも。惜しい小説。


裏切りの流儀ーあらゆることはバランスで成り立っている
評価 :(未評価)
悪人(上) (朝日文庫)
評価 : (4.0点)
悪人(下) (朝日文庫)
評価 : (4.0点)

飽きずに最後まで一気に読めた。主人公二人はもちろん、その周りにいる人々のエピソードも細かく描かれていて秀逸。特に娘を殺された父親が増尾に言う言葉が印象に残った。映画はこれを読んだあとに見たが、原作の雰囲気を大切にしていて素晴らしい出来だった。


地獄変 (集英社文庫)
評価 :(未評価)
門 (新潮文庫)
評価 : (4.0点)

読む度に好きになる小説。雰囲気は暗く、非常に地味なので人にオススメはしない。


それから (新潮文庫)
評価 : (5.0点)

文句なしに面白かった。主人公の代助の視点から家族、友情、現代の人間関係、就職、金など数多くのテーマが冷静かつ知的に語られる序。世の中を冷淡に見つめつつも、ただ一つの問題に悩まされ、そしてある決心に至る破。それからの怒涛の展開を見せる急。どの部分も読み応えがある。最後まで自分を冷静に見つめる力がありながら、「終わり」に突き進んでしまう代助に不思議と感情移入してしまった。代助は始めと終わりで同じ人間とは思えない行動を取ってるんだけど、その間に起こる微妙な心理変化の描写が素晴らしい。何度も読み返す価値のある名作。昔は三四郎がベストだったけど今はこちらが一番好き。あと二十年くらいたったら「門」がベストになるのかも。


こころ (新潮文庫)
評価 : (4.0点)

重い……とにかく重い……。それなのにどんどん読み進めることができる名文。何度読んでも新しい発見があって飽きることがない。


秘密 (文春文庫)
評価 : (4.0点)

映画を観た後に観た。原作は非常に深い物語だった。映画の「秘密」は原作の大事なシーンをいくつか変更してしまっていたため少し薄っぺらくなっていた。特にラスト、気づくきっかけがいけない。分かりやすいが逆に不自然だった。秘密を守ろうとする直子があんな迂闊な行動をとるはずがない。また、この作品のテーマともいえるセリフ「自分が愛する者にとって幸せな道を選ぶ」が無かったような気もする。お互いがその道を選んだ故のこの結末。直子は夫婦の営みが永遠に不可能なことを確信し、平介にとって幸せな道を選んだのだと思う。切ないです。


カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)
評価 : (4.0点)
カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)
評価 : (4.0点)
カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫)
評価 : (5.0点)

多くの個性的な登場人物が出てくるが、どの人物にも共感できる部分があるというのが面白かった。人間の多面性というのはこの作品のテーマの一つだと思う。イワンの悪魔(もう一人の自分)との対話、カテリーナの裏切りなど、多面性が浮き彫りにされるシーンは非常に印象的だ。

人間は成長する過程で色々な人格を身につけ、多面性を獲得する。だがその前に誰にでも、純真な子供だった時期がある。幼児期の重要性も重要なテーマの一つだろう。コーリャは急いで大人になりたがっている子供として描かれ、アリョーシャはそれを悲しむ。

子供たちに向けたラストシーンのアリョーシャの言葉は、胸に迫るものがある。

彼の言うとおり、人生にとって大切なのは子供のころの素晴らしい思い出だ。そんな思い出を作るためには、大人が子供を大切にしなければならないのだ。子供を大切にしない社会に、未来はない。


ゴールデンスランバー (新潮文庫)
評価 : (5.0点)

三日で読了。伊坂作品のベストを選ぶならこれか「オーデュボンの祈り」のどっちかを選ぶ。読み終わったらアビーロードを聴きましょう。


城 (新潮文庫)
評価 : (1.0点)

理解不能。長い上にオチがない。うん、未完なので仕方ないか(笑


重力ピエロ (新潮文庫)
評価 : (4.0点)

伏線を一気に回収する鮮やかさと、病室での、お父さんが春と泉水を救う一言にやられた。やっぱうまいな伊坂幸太郎。


ホテル・ニューハンプシャー〈上〉 (新潮文庫)
評価 : (5.0点)

現実感の希薄な世界の中、物凄いスピードで話が展開する。読んでいてティムバートンの映画「ビッグフィッシュ」を思い出した。
この物語の世界は現実を最大限に濃縮した世界のように感じる。特に現実に溢れる、危険や悲しみを濃縮した世界。それがいかにも現実とはかけ離れているように見えるのは面白い。


ホテル・ニューハンプシャー〈下〉 (新潮文庫)
評価 : (5.0点)

文句なしの傑作。何年かしたらまた読み返すだろうな。


檸檬・桜の樹の下には (お風呂で読む文庫  6)
評価 :(未評価)
桜の森の満開の下 (講談社文芸文庫)
評価 : (5.0点)

ラストシーンのはっとするような美しさにやられました。桜の季節になるたびに読みたくなる名作。


鴨川ホルモー (角川文庫)
評価 : (4.0点)

なんなんだよホルモーって……。よくこんな発想出てくるな……。話自体はシンプルだが、設定がまさに奇想天外でたまらなく面白い。


グラスホッパー (角川文庫)
評価 : (4.0点)

旅先でゆっくり読もうと思ってたのに行きの電車で一気に読み終ってしまった。やっぱ伊坂幸太郎おもしれー。信号で始まり、電車で終わるストーリー。現実かそれとも幻覚か……。


李陵・山月記 (新潮文庫)
評価 :(未評価)
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