Simeji_Dali
ライブラリ 49 册 | 詳細レビュー 40 件 | 引用 11
一行紹介

大学生です。美術史を専攻しています


※ 50文字以内で自己紹介をしてください。
自己紹介


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反哲学入門 (新潮文庫)
評価 : (5.0点)
ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)
評価 : (4.0点)
GANTZ 1 (ヤングジャンプコミックス)
評価 : (3.0点)

ヤングジャンプで連載されている人気漫画です。映画化もされました。いわゆる「バトルものの漫画」ですが、本作には他の「バトルもの」と一線をひく特徴が3つあります。

第一に「緊迫した戦闘」
この作品は、死んだ人間(主人公達)が黒い球体のある部屋(GANTZの部屋)に集められ、そこで異星人の討伐ミッションを下され、主人公達がそれを遂行するという内容になっています。なので、普通のバトル漫画の様に、主人公達は何かしらの能力をみとめられ、また積極的に討伐に参加しようとする人種ではありません。ただの一般人です。それに対し、討伐対象となる異星人はコンクリートの様な頑強な体を持ち、また簡単に人間の体を切断する等、人間を遥かに凌駕した身体能力を持っています。一応主人公達には自身の身体能力を飛躍的に高めるスーツや途轍もない破壊力を持つ武器が支給されますが、あくまでもそれを装備しているのが戦闘経験のない人々であるからこそ、毎回緊迫した戦闘を楽しむ事ができます。

第二に「敵が必ずしも悪ではない」
異星人が人間を遥かに超越した身体能力を持つ事は述べました。しかし、彼ら異星人がミッション以前に人間に害をなしたという描写は無い場合が多いのです。それぞれ人間等に擬態し、静かに暮らしているのです。特に最初と第二の敵が共に初登場シーンでレジ袋を持っているのがそれを象徴しています。またこの2つの敵に関しては主人公達に仲間が殺されたので、主人公達を襲うのであって先に手を出した訳ではないのです。

最後に「仲間が必ずしも善人とは限らない」
これは第二の特徴との関連でも言えますが、それ以上に、既に話した通りガンツは死んだ人間をランダムに連れてくる為に、時にとんでもない人間が主人公サイドに加わる事があるのです。暴力団や暴走族、果てには殺人鬼と、なので仲間割れが起きる事も多々あります。

以上の特徴に加え、この作品にある「討伐した異星人に応じてガンツから点数を与えられ、100点になった時に戦闘から解放される事もできる(生き返って、なおかつ日常に戻れる)」という設定を考えると、本作では所々に人間のエゴが見え隠れしていると言えましょう。そして主人公も最初は、その様な(良く悪くも)エゴを持った「一般人」だったのですが、戦闘を重ねるごとに「戦士」として成長していく姿を見る事が出来ます。
ちなみにエログロの表現がありますので、人によって拒否反応を示すだろうと思い、星3つにさせていただきました。


ジャーナリズムの可能性 (岩波新書)
評価 : (4.0点)

ネットにおいて「マスゴミ」という言葉が生まれた様に、既存のマスメディアの報道とネットはどうしても対立してしまうようです。
しかし、例え自分がこの様な報道に対して肯定的であろうとも否定的であろうとも、ニュースによる情報は我々にとって身近で重要な情報源である為に、マスメディア及び報道(ジャーナリズム)とは何なのかは必ず知っておかねばなりません。
本書は、「ジャーナリズムの目的は権力の監視である」という筆者の立場に即して、これまで起きてきた報道に関わる事件を批評するものです。その様な内容であるだけに、筆者の思想が色濃く出ていますが、それでもこの書は報道に従事するものばかりでなく、受信者である我々にも、「如何に報道と向き合うのか」を考えるとっかかりとして、この上ない本になるでしょう。


魔人探偵脳噛ネウロ 1 (ジャンプ・コミックス)
評価 : (4.0点)

「探偵」とありますが、推理漫画ではありません。作者の言葉を借りると「推理漫画の皮を被った単純娯楽漫画」です。なので推理物としては全くお勧めできません。
さて、この漫画のファン層は『ジョジョの奇妙な冒険』のファンと被るそうです。実際類似点はあります。第一にどちらも奇抜な構図の絵を描く事。この作者は騙し絵の巨匠であるエッシャーに大きな関心があると思われ(扉絵やキャラクターの名前にエッシャーのオマージュがある)、その為か幾何学的な背景をバックに独特のポーズをとる主人公ネウロや、不自然なほど曲線的な人間のポーズが描かれます。
そして、もう1つは、『ジョジョの奇妙な冒険』と同じく、こちらでも人間を超越した生物と人間という対比を通して、人間の可能性という主題を描きだす事です。ただし、ジョジョの場合ではあくまでも怪物と対峙する「人間」からの観点でこの主題を描いていましたが、この作品では人間と対峙する「魔人」からの観点で描いています。
物語自体はもう1人の主役である「桂木ヤコ」の視点で進行しますが、このヤコこそ魔人であるネウロが人間に見出した可能性の体現者であると言えます。最初は素直にヤコの視点で物語を読み、それから今度はネウロの視点でもう一度物語を読み直す事を推奨します


運慶にであう (アートセレクション)
評価 : (4.0点)

運慶の生涯を記しながら、それに即して作品を紹介する。オーソドックスな形式の美術教本です。ただこの本では作品紹介に比重を置き、その紹介文もほとんど1ページに収め、作品の写真も大きく、また多方向から撮影している為、ただ眺めるだけのお楽しみいただけます。
ただ、作者序文で書かれている通りこの本では他の本では通常運慶作と書かれていない作品も運慶のものとして紹介されています(その一例としては重源像があります)。その為、もし運慶のレポートを書く為に本書を使うのであれば、他の本を併用する必要性がありますが、純粋に運慶の作品や運慶その人について楽しみたい方にはうってつけの本です。


倫敦塔・幻影の盾 (新潮文庫)
評価 : (4.0点)

夏目漱石の初期作品集です。タイトルとなっている内「倫敦塔」はその名の通り漱石が実際にロンドンを観光した経験をもと書いた短編で、「吾輩は猫である」と同時期に書かれました。ちょっとしたホラー小説とも言えます。
「幻影の盾」は恐らくアーサー王伝説の「トリスタンとイゾルデ」に取材した作品です。これと同様にアーサー王物語のランスロットの物語に取材した作品として「薤露行」も本書に収録されています。
これらの収録された作品からわかる様に本書は「小説家夏目漱石」ではなく「英文学者夏目漱石」に近づく事が出来、より夏目漱石の原点に触れられる一冊だと言えます。夏目漱石は軽妙な文体で知られていますが、この本に収録されている作品はそれと比べると硬めの文体で書かれており、漱石に親しんでいる人には新鮮な感覚を与えるでしょう。


アーサー王物語〈1〉
評価 : (4.0点)

全5巻。15世紀にトマス・マロリーという騎士によって記された物語です。RPG等では「エクスカリバー」や「円卓の騎士」がよく引用されますね。普通『アーサー王の死』と訳されますが、本書は物語の内容からあえて『アーサー王物語』というタイトルで出版しています。劇中に出てくる「誰々が馬から落とされ、誰々が代わりに落とした相手を代わりに落とし、そしてその誰々を(……)」と詳細に描きながらも速度の欠ける決闘場面は同時代の静寂さをもった戦争画を思い起こさせます。
A5版の400ページ程の本五冊なので読むのに難儀しそうですが、大きめの文字が余裕をもって印刷されている形式ですので、やろうとすれば1日で1冊、5日で全巻読み切れます。また、象徴主義の巨匠オーブリー・ビアズリーの挿絵が、本書に流れる幻想的雰囲気をひきたたせます。
アーサー王にまつわる物語でひと際有名なのが、ワーグナーが自身の戯曲の主題として採用した事のある『トリスタンとイゾルデ』ですが、本書でのこの2人はワーグナーの戯曲とは違った最期を迎えます。とは言っても、その最期についてはかなりあっさりと述べられるだけなので、『トリスタンとイゾルデ』への興味だけで読むと肩透かしを食らうでしょう。
あくまでも聖杯伝説や、円卓の騎士の物語に興味を持つ方にお勧めします。


世界宗教事典 (講談社学術文庫)
評価 : (4.0点)

宗教そのものの歴史は人類の歴史と共に古く先史時代にさかのぼり、そして社会形成に重要な役割を果たしました。本書は各宗教のごとにその宗教の始まりと発展を述べ、最後に現代との関わりを考察するものです。
世界三大宗教はもちろんの事、原始宗教や儒教等、ふと見落としがちな項目についてもカバーしてあり、また所謂「新興宗教」に関する問題点も指摘されていますので、「事典」というよりか「世界宗教学入門」と呼ぶべき内容となっています。本書は序文である通り『日本宗教事典』の姉妹編として作られた為、日本の宗教に関する記述は少なめですが、それでも各宗教の日本への伝播も記されていますので、世界の思想と日本の関係について興味ある方にもお勧めします。


反芸術綺談
評価 : (4.0点)

1960年代日本は高度経済成長期を迎え、美術もまた、それに呼応するかの様に新しい展開を見せました。その中で過激な運動の中に「反芸術」運動というものがあり、その中でも更に過激で社会に密接したものに「九州派」と言うグループが居ました。
「九州派」はその名の通り、福岡県で結成され、その構成員の多くは、芸術活動だけでなく他に定職を持つ所謂「日曜画家」でした。そしてそういう人達で構成されていたからこそ、高度経済成長期の影にあった1959年の三池闘争に代表される労働争議に関わりを持ち、だからこそ「九州派」は最も社会に密接した芸術団体と言えるのです。
本書ではその「九州派」の筆頭であった菊畑茂久馬が「九州派」の活動を振り返った回顧録であり、「九州派」の破天荒な活動や雰囲気を、当事者の人間からの生きた声として聞く事ができます。絵具の代わりにコールタールを、筆の代わりに箒を用いて作品を作り、自らの作品を東京襲撃の弾丸と称した、正に「反芸術」と呼ぶにふさわしい「九州派」の活動をこの機会に是非知ってみてはいかがでしょうか?


仏像 (雑学3分間ビジュアル図解シリーズ)
評価 : (5.0点)

仏像史ではなく、仏像の種類をイラスト付きで簡単に伝える本です。本自体、大きくも重くもないので、旅行鞄に入れても邪魔になりません。古都の観光に行く際に、片手に持って仏像を鑑賞するのがふさわしい使い方だと思います。


フロイト―その思想と生涯 (講談社現代新書 383)
評価 : (4.0点)

精神分析の流れは様々な形で現代思想にも続いています。本書は、その様な精神分析を扱った本の中で最もわかりやすいものの一つです。
この本自体は伝記作家であるラッシェル・ベイカーが著したフロイトの伝記ですが、同時に精神分析の内容にも触れています。なので決して専門家が書いた本ではないのですが、「まえがき」を読みますと精神分析家である宮城音弥が不適当な表現を訂正しながら翻訳を行ったと言う事なので、精神分析の記述に関しても信頼は出来ると思います。


ゴージャス★アイリン (愛蔵版コミックス)
評価 : (4.0点)

荒木飛呂彦の初期作品集です。デビュー作の「武装ポーカー」や現在では原稿が失われてしまった「アウトローマン」が収録されています。
タイトルとなっている「ゴージャス☆アイリン」は荒木版「キューティーハニー」と言える作品ですが、画風や決着の付け方に『ジョジョの奇妙な冒険』の先駆けを見る事が出来ます。他の作品は基本的にサスペンスものと言えるもので、特に「バージニアによろしく」はほとんど場所移動やアクションがないにも関わらず、手に汗握る展開が続きます。
同じく荒木さんの短編集である『死刑執行中脱獄進行中』とセットにして本棚に置くと、中々様になりますので、是非とも二冊セットでお買い求めいただければと思います


死刑執行中 脱獄進行中 (SCオールマン愛蔵版)
評価 : (5.0点)

荒木飛呂彦さんの短編集です。本のタイトルとなっている「死刑執行中脱獄進行中」を初め、「ドルチ~ダイ・ハード・ザ・キャット~」「岸辺露伴は動かない」や「デッドマンズQ」を収録しています。
戦闘シーンはほとんどありませんが、だからこそ荒木さんのストーリ作りの妙がわかると思います。荒木さんの代表作である『ジョジョの奇妙な冒険』では「人間賛歌」が主題となっていますが、こちらの作品では葛藤や苦悩、欲望と人間の暗い面が強調されています。カバーもかっこいいですし、是非皆さんの本棚に置いてほしい一冊です


西洋絵画の主題物話〈2〉神話編
評価 : (5.0点)

ギリシア神話は最も有名な神話の一つであり、古代ギリシアの芸術のみならず、近代の芸術、果てにはRPG等のサブ・カルチャーにも引用されているものです。原典としては『神統記』、『オデュッセイア』等があります。
本書は『西洋絵画の主題物語<1>聖書編』と同様に、その物語を主題とした絵画作品の具体例を出し、簡単にギリシア物語の説明を行うものです。数々の名画を知るばかりでなく、サブ・カルチャー等の元ネタを知る事が出来るという事もあり、非常に価値ある本です。
補遺では、「メメント・モリ」「死の舞踏」「結婚」や「化粧」と言った神話とは別の絵画主題を扱っており、非常に広範な西洋文化をも知る事が出来ます。
そういった意味で先の『聖書編』と比べ、より多くの方々にお楽しみいただける本かと思います


西洋絵画の主題物語〈1〉聖書編
評価 : (5.0点)

近代までの造形芸術は、宗教と共に歩み発展したと言っても過言ではありません。なので、どうしても西洋の造形芸術を理解する為には聖書やキリスト教の伝説にある程度精通していないといけません。ただ実際に聖書や『黄金伝説』といった原典を通してそれらを勉強するのは中々辛いものがあります。
本書は聖書やキリスト教の伝説を、実際にそれを主題にした絵画を通してわかりやすく伝えるものです。また、各物語に原典の何処にそれが書かれているのかを明記している為、西洋絵画の勉強だけでなく、西洋文化史等を勉強する為に聖書に触れなければならない人にとっても大きな助けとなるでしょう。


ミレー『晩鐘』の悲劇的神話―「パラノイア的=批判的」解釈
評価 : (4.0点)
東大寺
評価 : (4.0点)

東大寺の総合的な研究書です。東大寺建立の経緯はもちろんの事、運慶達による金剛力士像造営のきっかけとなった東大寺焼き討ちと再興といったその後の歴史、教義や行事等、実に多くの情報が網羅されています。
ただ、東大寺が編集をしていますので、当然ながら東大寺中心の歴史観で書かれており、中立的な立場で東大寺を考えようとするには他の本も必要となります。
この本の出版元である学生舎は他にも仏教に関係する書籍を出しています。


完訳グリム童話集〈1〉 (ちくま文庫)
評価 : (4.0点)

「赤ずきん」や「灰かぶり(シンデレラ)」(共に2巻収録)等で有名な全7巻からなるグリム童話集です。子供の頃に誰もが聞いたり読んだりした事がある童話を、ある程度歳をとってから読むのもまた興です。
 グリム童話自体、各地の民話を集め、編集したものなので似通った話が多く、3巻あたりから話のパターンは大体掴めてしまいますが、2巻までは純粋に楽しめるでしょう。
 この本そのものの話で言えば、それこそ子供に読み聞かせ出来るような優しい訳文に、温かみのある挿絵とグリム童話の世界観をよく表しています。また、各巻の解説では、版を重ねるごとに起るグリム童話の変化や、「本当は怖いグリム童話」の検証といったグリム童話を様々な角度から見た考察があり、解説だけでも読む価値があります。


科学の方法 (岩波新書 青版 313)
評価 : (4.0点)

物理学者、中谷宇吉郎さんによる著作です。序論にある通り、この本では科学の本質と、それがどういう方法によって成長してきたかについて書かれています。
 所謂「理系」ではなく、「文系」に向けて書いた本とも言え、例えば「どうして幽霊研究は科学にはいらないの?」という疑問にも答えています。電車内で読むのが良いでしょう


ダリ・私の50の秘伝―画家を志す者よ、ただ絵を描きたまえ!
評価 : (4.0点)

 ダリによる、チェンニーノ・チェンニーニの古典的絵画技法書のオマージュ的作品です。芸術に対する心がけや絵画の構図の組み方、自身の薦める絵具等が記載されています。
 しかし、例えば「画家は何をおいてもまず私の妻と結婚しなくてはならない」等の技法書としては首をかしげる記述があります。原著の出版社まえがきに「技法書モドキ」とある様に、この本もやはりダリの思想書なのです。
 ただ、ダリの様々な思想書の中でもこれは未来の画家に向けたものなので、ダリの著作中最も「画家ダリ」に近づける一冊と言えるでしょう。
 


異説・近代藝術論
評価 : (4.0点)

1929~39年までシュルレアリスム活動に加わった画家、サルバドール・ダリの著作です。彼は後期になりますと古典主義に目覚めますが、その古典主義における彼の思想を語った内容となっています。
 アメリカの美術批評家クレメント・グリーンバーグはその批評『アヴァンギャルドとキッチュ』で世俗的な芸術を「キッチュ」と読んでいましたが、ダリは抽象画等に向かう芸術家を「コキュ」と読んでいます。単純に読めばこの本の内容は先のグリーンバーグの批評の対極に位置していますので、『グリーンバーグ著作選集』なんかとセットにして読むのも一興かと思います。
 また、瀧口修造が翻訳を行っていますので、ダリに興味がある方だけでなく、瀧口修造について勉強している方にも是非手にとって欲しい一冊です。


シュルレアリスム (河出文庫)
評価 : (4.0点)

アメリカの美術批評家であるパトリック・ワルドベルグによる一冊です。シュルレアリスムの歴史を扱ったもので基本となるものに、モーリス・ナドーによる『シュールレアリスムの歴史』がありますが、それよりも軽めの内容となっています。
 また、実際にシュルレアリスト達が書いた詩や画論も収録されていますので、引用に使うのにも便利です


カラー版 西洋美術史
評価 : (4.0点)

西洋美術史のベーシックな本です。学校で西洋美術史を学ぶ方はもちろんの事、ただ西洋美術に興味ある方も、とりあえず手に取っていただく事をおすすめする一冊です。


カラー版 日本美術史
評価 : (4.0点)

日本美術史を学ぶ際のベーシックな本です。美術史を学校で習う方はもちろんの事、日本の美術にただ関心を持っているだけの方も、とりあえず手に取る事をおすすめする一冊です。


鑑賞のための西洋美術史入門
評価 : (3.0点)

自分が読んだ美術史の本の中では一番簡単な本です。所々作品の制作年等に首をかしげる所はありますが、本のタイトル通り「入門書」としてはうってつけでしょう。


日本美術の歴史
評価 : (4.0点)

通常歴史の概説書というと複数の執筆者がいるものですが、この本は辻惟雄さん一人によって書かれています。なのでこの本に客観性を求めると疑問符が付きますが、一人で書いている分一貫した歴史観のもと構成されており読む価値は充分あります。また、その様な事もあり教科書的な本ではありますが注も付けられていますので、そこから諸々の論文を読んでいき造詣を深めていくのも良いでしょう。


白い本/あなた自身が創る本です。
評価 :(未評価)
シュルレアリスム宣言・溶ける魚 (岩波文庫)
評価 : (3.0点)

シュルレアリスム宣言とありますが、実際のこれは『溶ける魚』のまえがきの様なものです。シュルレアリスム運動は時とともにその考えを変質させていきますが、その中にも一貫した理念が備わっています。その理念を理解する為にも、シュルレアリスムに興味がある人は絶対に一度は読まなくてはならない本です。


シュルレアリスム絵画と日本―イメージの受容と創造 (NHKブックス)
評価 : (5.0点)

シュルレアリスムとは1924年にフランスで起きた芸術運動の事です。日本では1925年に詩、1929年(もしくは1931年)には造形においてこの運動がもたらされる事となります。本書はこの日本におけるシュルレアリスム運動の概観をわかりやすく、そして具体的に記した名著であり、シュルレアリスムや戦前の日本美術に興味がある人には必ず読んで欲しい一冊です。


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